週刊ひよこ将棋創刊号がR2250に到達

週刊ひよこ将棋創刊号がfloodgateでR2250に到達しました。

上位のソフトにもそこそこ勝っているようです。もう2日ほど放置しておこうと思っています。最終的にはR2200台で落ち着くのではないかと思います。

これ、KKPは差分評価していないので差分評価するように修正すれば3割ぐらいnpsが上がりますし、あとfutility pruningや静止探索時に次の指し手によってどれくらい評価値が変動するかを見積る関数があるのですが、私をその部分を適当にしか書いていないのでその部分もKKP用に修正するともう少し強くなります。

それから、Bonanza6から無理やり抜き出してきているのでKKPのパラメーターの値があまりいい値がついていないので、この部分を自力で棋譜から学習させればさらにR50ぐらいあがると思います。

トータルで言うと(いまfloodgateに参戦させているCore i7 860でも)最終的にはR2400ぐらいに出来る可能性を秘めています。その場合ですとマシンをもっと高性能のものにすればR2500ぐらいになると思います。

R2500と言えば、コンピューター将棋選手権では12位ぐらいの成績が残せそうです。あわよくば、決勝にも進めるかも知れません。

コンピューター将棋選手権には2駒評価(KP≒KKP)のみの将棋ソフトで参加されている参加者の方も多数おられると思いますが、「KKPでもこのくらいまで行ける」というのを示すことは他の開発者の目安になるのではないかと思っています。

そんなわけでもうしばらくKKP型の評価関数で頑張ってみようかと思っています。