Lesserkai vs ひよこカルロ将棋v0.16c
floodgateに投入しているひよこカルロ将棋v0.16cですが、よく対戦中に落ちます。
この原因わからずに困っております。落ちた局面を読み込ませてみて、go ponderしても落ちないようですし、再現性がないので困ります。
あとは深いiteration中に落ちる場合も、デバッグビルドでテストするとそんなに深いiterationに到達するのに30分ぐらいかかるのでこれまたデバッグしづらいです。
理想は数回目のiterationで落ちる局面データがあればいいのですが、そう都合よくはないものです。
それで、ローカル環境でのデバッグしなきゃなーと思い、floodgate参戦用のマシンでLesserkaiと50局連続対局させてみました。持ち時間双方1分設定なのですが、将棋所では最速で指し手を返しても1手は1秒として計測されるため、120手を超えると1分をオーバーしてしまいます。
まあ、双方、1手1秒で指せているようですので、そこは無視して…気になる結果は。
ひよこカルロ将棋v0.16cの49勝1敗
となりました。
ちなみにひよこ将棋v0.01は、Lesserkaiに10局やって1勝もできていませんでした。ずいぶんひよこ将棋も成長したものです。
また、1分将棋はLesserkai側のiterationが回らず、圧倒的に不利なのでしょうね。
それはともかく、50戦する間にひよこカルロ将棋v0.16cは一度も落ちませんでした。
ちなみに、負けた1局は、193手もの将棋になって、ひよこカルロ将棋は持ち時間がなくなると一手0.1秒未満で指す仕様にしていたのですが、これが短すぎたようです。どうせ一手1秒と計測されるなら時間がオーバーしていたら0.8秒ぐらい使わないと損なような気はします。
あと、floodgateでのひよこカルロ将棋の対局を見ているとひよこカルロ将棋側が不利な局面だと落ちやすい気がするのですが、おそらく、1手詰め判定などに問題があって詰み筋が生じてくると落ちるのだと思います。
このあとデバッグのためLesserkaiとは持ち時間設定を5分にしてローカル環境にて連続対局させてみようと思います。
勝敗のほうはまたのちほど。ちなみにひよこカルロ将棋v0.16cはこのブログの上のダウンロードのところからダウンロードできるようにしておきました。