floodgate under R2000

私がfloodgateに初めてひよこ将棋を投入したのが10月19日。そのときはR1300でした。pishogiにはなんとか勝てるものの、他はボロボロでした。

pishogi相手にもこちらの1手詰め判定のバグなどにより負けることもしばしば。

そのあと改良を重ね、GA将やれさぴょんにぽつぽつ勝てるようになるとR1500ぐらいの点数がつくようになってきました。この二つのソフトは、こちらが定跡形を外してしまうからか、序盤がそれほどよろしくなく、力戦形になればこちらのほうが探索量が圧倒的に多いので力勝ちするようでした。

そうこうしているとさらに探索部分の改良と、UCB1を採用して序盤がわずかに改善されたので(王を居玉から動かすようになっただけでも大進歩!)、R1700程度の数値がつくようになってきました。

しかし、目の上のタンコブとしてgps500というのがいます。これがfloodgate上の点数はひよこカルロ将棋と同じぐらいの点数(R1750ぐらい)しかないのですが、めっぽう強いです。ひよこ将棋とはあまり当たったことはありませんが、定跡から外れてもきちんと玉を囲うので、もうその時点でR300ぐらいの力の差がないと勝てない将棋にされてしまっています。

gps500相手にこのボロボロの序盤で勝てたとしたら、それは終盤力においてはR2050は超えているのだと思います。

そんなわけでして、ひよこカルロ将棋にとってgps500(R1750)がひとつの大きな壁として立ちはだかっております。

そこを超えると、その上には居玉のひよこ相手に穴熊に囲っちゃう大人気のないBlunderXX-r3780_4c(R1960程度)が控えていて、これはいまのひよこカルロ将棋はどう改良しても到達できるかどうか怪しい領域です。

floodgateのR2000以下の世界はそんな様相になっております。
人間の将棋の世界とは少し事情が違います。

ゆえにR1750のgps500に安定して勝ち越せるようになったとき、それはひよこカルロ将棋が何か新しいブレークスルーを手にしたときではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

と偉そうにfloodgateに参加して1週間目の初心者が語ってみました。